ハジメテホリック【95点】

【作品名】ハジメテホリック
【作者】仲町まち
【出版社】ワニマガジン社
【発売日】2023年12月7日
【掲載紙】快楽天BEAST
【構成】8話

▼あらすじ

中途採用の泉(いずみ)さんは、とても優秀だけどいつもクールな女性社員。
彼女の笑っているところを見たことがない上司の松下(まつした)は、帰りに寄ったラーメン屋でバッタリ出くわしてしまう。
髪をかきあげる仕草や上気している頬、なによりも美味しそうに笑顔で食べている姿に見惚れてしまって……。

ナマイキ部下は発情マシマシ

中途採用で入社した泉さんは、仕事ができる優秀な人間だったが、仕事中は笑顔を見せない不愛想な人であった。

たまたま一緒のラーメン屋に入り、成り行きでラブホに行くこととなった二人。
最初から、かなり濡れていて挿入れられるとすぐにトロトロになってしまう泉。
普段のクールな顔とは違い、物欲しそう見つめてくる顔が興奮を掻き立てる。

先輩の好きなもの

学校のアイドル的存在である久留美先輩は小さいころからおちんちんに興味があり、付き合う条件もおちんちんだった。
しかし、フェラとパイズリをしてくれるがその先には進ませてくれなかった。

それは処女でその先が怖いからだという。
彼女はダメだと言うが勢いで奥まで入れ、処女を奪う。
初めての快感に二人とも虜になり、身体を貪りあう。

溢れちゃう

新歓コンパでお酒を飲まない主人公は二次会に行かずに、自宅に帰ることにした。
後輩の小森は、そんな主人公についてき家で二人で飲みなおそうと着いてきた。

寝たふりをして襲われ待ちをしていた小森は、手を出してこない主人公に痺れを切らしお風呂に突撃してくる。
小森にリードされながらも挿入し、酔った二人はお風呂のお湯が溢れてもセックスを続けた。

幼馴染だもん!

高身長イケメンでバスケ部のエースの飯野に恋をしていた志穂は自室でオナニーをしていた。
凛太郎が読モの遠山に告白しているのを見てしまったからだ。

隣の家である凛太郎の邪魔が入り、最後までイケなかった志穂は文句を言いながら自分の思いを伝えてしまう。
凛太郎はまだ告白に対して結論を出しておらず、今ならまだ付き合っていないからチャンスだと志穂は行動に出る。

願望

就活に何度も落ち、やさぐれていた主人公の元に痴女が現れた。
コンビニの中で怪しく危険すぎる女性のため、一度は払おうとしたが身体は正直に反応してしまう。

耐えきれず、トイレに入り声を我慢しながらのエッチがはじまる。
深夜で人が少ないからと言って、人にバレたら社会的に死ぬと思いながらも痴女に流されるまま言うことを聞いてしまう。

奪ってあげる!

初めて参加したコンパで誰とも話せなかった主人公は町を彷徨っていた。
そこにカモを見つけた言うようにメイドが近づいてきお店に勧誘する。
もちろん、料金は法外なもので大学生の主人公に払うことは出来ない。

お店のVIPプランでお金ではなく体で払うことになってしまう。
メイドさんの許可なく射精してはいけないなど、色々と命令されながら童貞を奪われる。

同棲一日目

就職を機に二人で同棲を始めたカップル。
引っ越しの初日から、ヤルことは決まっていて何回も身体を重ねた。
寝起きの顔、恥ずかしがる顔、物欲しそうな顔とコロコロと彼女の顔が変わっていくのは見ていて楽しい。

同棲100日目

27連勤で疲れていても可愛い彼女が家で待っていれば、頑張ることが出来る。
それを証明するような濃厚なセックス。

レビュー

キャラ

20

シナリオ

20

シチュエーション

18

実用度

18

表情

19

総合

95/100点

表情、シチュエーション、構図とすべて完璧で必ず読んだ方が良い一冊。女性が読んでも楽しめそう。
初めてを感じる蕩顔が凄くよく、本当に気持ち良いのだろうなということが伝わってくる。
作品のタイトル通り男女のどちらかが初めてで、男の初めての描写でもガツガツ感や不快感が無く感情移入しやすい。
黒髪でショートの子が多く、自分に刺さりまくった。
ストーリーだけでも楽しめるし、抜きたいときは実用度が高くすぐに高められる。
何回でも読み返したくなり、この作者の他の作品も早く拝読したい。